12/24/2008

帯「つづれ」


「つづれ」帯、正式名称は「爪つづれ」
爪つづれは2000年の歴史がある古いテクニックです。設計図を経糸(縦糸)の下に置き、それを経糸越しに透かしながら、爪を使って緯糸(横糸)で柄を織り進んでいきます。そのため爪は削り節のようにヤスリで削る必要があります。複雑な織りでは一日に数センチしか織り進むことができないために、一枚の帯を織り上げるには凄く時間が掛かります。

白洲正子さんが「きもの美」の中で次のように書いています。
「つづれは、機にかけて織ったししゅうというべきか。横糸を通し、いちいち爪で掻きよせる。はじめはコプト(エジプトの織物)とか外国の夕ペストリーを真似たものであろう。」

今日は大正から昭和初期の絞りの小紋に「つづれ」の帯をしてみました。帯がとてもこの小紋に合っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿