1/03/2009

海外から見た着物の世界










ニューヨークで着付け教室をしていますが、生徒さまの中にニューヨークに住むカナダ出身の人がお稽古にいらっしゃっています。その彼女は、とても舞妓と芸妓に興味があると言っていました。
日本に留学したことがあり、京都の祇園で舞妓を見かけて、その美しさに感動したことを話してくれました。
私は、東京出身なので、舞妓を半玉と呼んでいました。着物の着付けも髪の結いも少々の違いはあるそうです。その違いはさておき、向島で実際に見た半玉の美しさはやはり心に刻まれるものでした。
着付け教室のホームページには私に問い合わせするフォームがあるのですが、西海岸から内陸のシカゴ、そして東海岸まで、アメリカ現地の人からも仕事に関する問い合わせとは別に、純粋に「芸者に興味がある」と言う問い合わせが今まで数件寄せられています。
向島などで実際に半玉、芸者に触れる機会はありましたが、海外の人に「説明」をしてみようとするとなかなか言葉が出てこないものですね。そこで、このような本「A Geisha’s Journey」を購入いたしました。
そして、早速、私の着付け教室にお稽古に来ているカナダ出身の生徒さまに見せてみたら、大笑いされて「持っています」と言われてしまいました。
海外の人たちは日本の一つの文化として、このような美しい舞妓・半玉の世界を本を通し味わっているのですね。
そして、もう一つの本「KIMONO Fashioning Culture」は、純粋に「着物の文化」を紹介している本です。こちらは、花柳界のような華々しい世界だけに焦点をあてたのとは別で、十二単から日常着まで時代別に万遍なく「着物」についての内容が書かれていますが、実は、こちらの本も彼女は「持っています」とのことでした。
海外にいる着物に興味を持っている人たちの必読本なのかしら?と思いつつ、海外の人が解釈を求めている「着物」の世界が垣間見れたような感じです。

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