1/19/2009

ニューヨークで茶道「初釜」

日本で茶道を習っていたのですが、ニューヨークにも茶道教室があるので通わせていただいています。
先日、私が通う茶道教室で初釜の茶会がありました。
桃色から藤色にかかったような色合いの色無地で伺いました。
なぜ、茶会と言えば色無地なのでしょう?
色無地について次のように書いてあるサイトがありました。
「江戸時代末期、庄屋で働いている女の子は、庄屋の主人のお供などであらたまった時には必ず紋付きの色無地を着ていました。大正時代には紋付きの色無地が礼装とされ、戦後になって教育制度の普及にともない、入学・卒業式に参加する母親が増え、次第に色無地の着用が目立ち始めました。」
江戸時代の末期のあらたまった時に必ず着る色無地は、今現在の就職活動する女子学生が黒か紺のスーツを着て面接に行く姿と重なりました。
でも、ここはニューヨーク、いろんな着物を着た方たちが「初釜」の茶会にいらっしゃっていました。黒留袖の五つ紋から紅型の小紋、多彩でした。
私は日本にいたときの感覚のまま色無地に染め抜き一ツ紋で行きましたが、初釜なのだから晴れやかな着物を次の機会には選びたいなって思いました。
初釜に着ていった色無地の着物は、私がはじめて一人で呉服屋さんに行って買った着物なので、染めの色を選び、紋を白く抜いてもらうことをお願いしたり、仕立てをしていただくのに寸法を測っていただいたりしました。この着物を見ると、その時の呉服屋さんで少し緊張していた自分の心が今でもフット現れます。呉服屋さんへの一歩を踏み出した時から茶会に出席する心の準備をしていたのかもしれないのですね。この着物を着ると「さあ、茶会に行こう」と心が引き締まります。とても凛とした好きな感覚です。

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