2/07/2009

針供養

明日、2月8日は針供養の日です。
私が通っていた駒込和装学院もこの日はお休みです。
和裁の教室の先生と教室に通っている皆様とご一緒に、昨年は、東京浅草にある浅草寺の淡島堂に、針納めとお参りに行ってきました。「もう一年もたってしまうのだな」ってカレンダーを見て思いました。

針供養は、昔は、家庭での針仕事はもとより、針を扱う業種の人も針を休め、針箱の掃除をしたそうです。この針供養の日には、一般には淡島神社に参拝し、針への感謝と裁縫上達の祈りをこめて、やわらかい豆腐やコンニャクに古針・折れた針を刺して供養することが行われます。
針供養の日にちは地方によっても違うそうで、また、針供養の説も様々です。
私が好きな説は、針供養の発展になった江戸時代の淡島願人(あわしまがんにん)の唱導(「波利塞女の説話」)から、「何よりも女性の病を癒し、女性の持つ苦しみを救済してくれる」ということでありました。
とても女性に優しいお参りなのだと思いました。

和裁の教室では、1月の後半から折れた針などを皆様持ってきて、和裁の先生が缶に入れて針供養の日まで預かってくださいます。
皆様、曲がっている針を大切にとっておいていました。
私は針供養と言うのがあるのは知っていましたが、実際にお参りに行くまでは、特に針に感謝するという気持ちを具体的には持っていませんでした。でも、何か「針」を捨てるということは考えたことがなくて、使えなくなってもとっておいていました。日本の美徳と言うのでしょうか「物を大切にする心」と「感謝する心」“もったいない”という感性、自然と身についているのかもしれないのですね。

針供養をしたあとに、教室の皆様で食事会をしました。
お食事を終えてレストランを出る前にお化粧直しをしようとかばんを開けたら化粧ポーチがなくなっていました。
浅草寺にむかった時のタクシーの中で落としてしまったようで、たまたまその日はレシートがあったので電話をかけたら、タクシーの運転手さんが座席に落ちていた化粧ポーチに気がついてとっておいてくださいました。そして浅草まで届けてくださいました。
女性に優しい日が訪れてくれたような出来事だなって思いました。

*写真は昨年の針供養
和裁の教室の先生と皆様とご一緒に浅草寺の前で

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