8/10/2009

帯結「貝の口」一つにしても

こちらの写真は、私の着付け教室に飾っている、蘭の花です。
近所の花屋さんで買ってきました。蘭にもいっぱい種類があるのですね。詳しくは分からないのですが、この蘭はとても丈夫で、2週間に一度しか水を与えなくていいみたいです。フラワーアレンジメントしている方からご指導いただきました。

昨日、一昨日と悩んでいたこと。男の方の角帯、女の方の浴衣などで半幅帯などで結ぶ「貝の口」の結び方。
(貝の口は、江戸時代の町人、商人の帯結びです)
駒込和装学院の教科書を再度読み直していたら、貝の口の結びが、て先が背中心から左に出ていて「男結び」と書いてありました。他の本、別冊家庭画報「男のきもの着こなし入門」指導・笹島寿美先生や、「銀座もとじの男のきもの」監修・泉二弘明などでは、手先が背中心から右に出ていました。
「貝の口」と「男結び」は違うのだろうか?・・・ネットで調べると、貝の口の結びで男女の違いを、「手先を半分に折るのが男で、手先を半分に折らないのが女」と載っていました(でも男女とも背中心から手先が右に出ていました)。
「きもの用語大辞典」装道きもの学院編によると、「男帯の結び方、貝の口3種」と絵が載っていて手先が左側に出ており、手先の半分に折った輪が上になっていました。
本によってもいろいろで、小さな疑問がどんどん深みにはまりそうになったので、駒込和装学院の先生に聞いてみました。教科書での、背中心から手先が左に出ているように載っている絵図は、本人が前で結んだ状態で、それを後ろに持ってくると背中心の右に手先が出るようになっているそうです。教科書の絵図からではそこまで読み取ることが出来なくて、聞いて良かったと思いました。
こんな小さな疑問にも丁寧に答えてくれた先生に大変感謝いたしました。
不思議で、日本では疑問に思わないでいたこと、きっと、貝の口の帯結び一つにしても、日本舞踊のお稽古場などに行けば見慣れた風景だったのでしょう。こちらニューヨークでの生活が1年過ぎると、とても小さなことでも、疑問に思うと解答を探そうとしてしまいます。本当は、こういうことに解答を求めないでいるほうが自然なのかもしれないのですね。

2ヶ月前に駒込和装学院の連鎖教室として継続の手続きをとりました。
そして海外での着付け教室の運営について、駒込和装学院からご指導をいただきました。
指導いただいた内容を、着付け教室のカリキュラムに反映し、先週の土曜日にホームページを更新しました。
今でも、先生方たちに沢山のご指導をいただき、とても嬉しく思います。
そして、このような小さな疑問にも丁寧に返答いただけて、私もそのお気持ちを失わないようにしていたいと思いました。帯結び「貝の口」一つにしても・・・ニューヨークの生徒様に伝えられること私で出来る限りのことしていきたいと思いました。
教室のホームページhttp://www.kimonohiro.com/main.html

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