10/10/2010

素適な七宝焼を見て思ったこと

私の友人のTomoさんが、"Japanese young contemporary craft & objects"と言う展示会に七宝焼のジュエリーを出品していました。
展示会はNolita(リトルイタリーの北の方)にある家具屋さん(the Red threads)の中で開かれていました。オープニングレセプションにお誘いいただいたので、伺いました。

Tomoさんの作る七宝焼のジュエリーはとても素適で、ネックレスとして使うのもいいのですが、帯留めにも似合いそうだと思いました。

七宝焼は、江戸時代前、日本では刀装具や釘隠し、襖の引き手などの装飾に使われていました。七宝焼という名称は、仏教の経典七つの宝物に匹敵するほどに美しいことから付けられたのだそうです。
写真のように、Tomoさんの作った七宝焼は色その物が輝きを発しているように美しかったです。日本の伝統技法が、現在のジュエリーとしての表現として作られているのは、とても素適だと思いました。

やはり、帯留めにしたいと思って調べていたら、明治や昭和初期にアールヌーボーなどの影響でジュエリー感覚で帯留めが流行した時に、七宝焼の帯留めも多く作られていたようです。
帯留めの歴史的背景も七宝焼の発展の背景である、刀の装飾という共通点があります。

帯留めは、江戸時代後期に芸者さんたちが、男の根付や、刀を留める"目貫"を、男との契りの証として帯に付けたことから始まっています。
明治以降、廃刀令が公布され、刀の装飾品を作っていた職人さんたちの仕事が少なくなったため、着物のアクセサリーとして帯留めを製作したのだそうです。

七宝焼で帯留めを、今風に表現できたら、着物姿も更に素適になるのだろうなって思いました。

*Tomoさんの作品が見られるwebサイトはこちらです。http://www.etsy.com/shop/tomodesigns

展示会場の家具屋さん(the Red threads)です。

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