3/10/2011

もう一ヶ月

NYファッションウィークから一ヶ月が経ちました。
2月は短いからか、一ヶ月が過ぎたことが信じられないほど、つい先日のように思います。

今回は、着物スタイリストとして、アメリカのデザイナーであるスーザン・チャンチオロとステージをご一緒に持たせていただきました。また、それとは別に、弊社としても、NYファッションウィークのステージを持っている各ブランドから招待をいただき、2月10日から連日土日も含め、朝の9時から夜9時までいくつか見に行きました。

午前中は、カジュアルで男性服のブランドが多かったです。午後になると、外出着のおしゃれ着、夜9時のステージは、フォーマルなドレスのステージが多かったです。

会期中3日ほどフォーマルドレスのステージが多い夜9時からのステージを見に行きましたが、3つともは知らないブランドでした。会場に行くと、凄い熱気で、見に来ているお客様がフォーマルドレスを実際に着ることが多いようなセレブな雰囲気がいっぱいで、報道陣に囲まれているテレビや映画で見たことがある人もいました。ショーがはじまると、どのドレスも、そのままアカデミー賞のレッドカーペットを歩けてしまうほどに、現実離れしたフォーマルドレスでした。そのブランド名を知らなかったのは、有名とか有名でないと言うより「普段私が知る機会もないブランドだったのかな」と思いました。
それだけの会場でも、着物を着ていくと、声をかけていただいたり、「写真をとらせてほしい」と声をかけられたりして、フォーマルドレスの会場で着物姿でステージを見る、その非日常な空間を演出して行くファッションとしてそしてフォーマルウェアとしての存在が確実に着物にはあることを、こうしたNYファッションウィークの中でも実感いたしました。

NYファッションウィークのステージプログラムの構成は、たしかに、朝の9時からフォーマルドレスのショーがはじまったら、朝食を食べるつもりが、夕食のメニューが出てきてしまったような気分になりますよね。よく考えられているなって思いました。

今回のショーで個人的に一番印象に残ったデザイナーさんはZang Toiでした。デザインされている服や、ショーの構成、音楽も全てを温かく包み込むような、素晴らしいものでした。細かいデザイン的なことは分からないのですが、ショーのファイナルでZang Toiが登場した時に、今までになく観客の人たちが総立ちで、私も胸がジーンとして涙が少し浮かびました。
ファッションショー自体の時間は僅か10分ほどです。その中で、表現していくことの凄さ、ファッションにかかすことの出来ない存在する「場」。それを見事に演出しきったように思いました。そこには、確実にZang Toiのデザインした「服」がありました。

今回のNYファッションウィークのステージにご招待してくださいましたデザイナー様に、感謝の気持ちを伝えたいです。
Norman Ambrose, Perry Ellis, Rebecca Taylor, VENEXIANA, GENERL IDEA, Vivienne Tam, Mik Cire, Toni Francesc, CUSTO BARCELONA, Zang Toi, tibi, Sergio Davila
皆様、ありがとうございました。また、来期お会い出来るのを楽しみにしております。

午後のプログラムに多いおしゃれ着のステージは、実際に「このような服を着てみたいな」って思うものばかりで参考になりました。

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