4/23/2011

スウェーデンの国立世界文化博物館での着物ワークショップ

スウェーデンの国立世界文化博物館(Museum of World Culture)、「KIMONO CATWALK」と言うイベントでは、着物ワークショップとファッションショーを行いました。

着物のワークショップでは、スライドを使い1000年の着物の変遷を中心に、お話しをさせていただきました。
お話しの後には、帯結びをデモストレーションしました。

スウェーデンのほとんどの人達は英語が分かるとのことでしたので、今回、英語でお話しをさせていただきました。でも、私は流暢に英語が話せないため、帯結びのデモストレーションの時や質疑応答の時は、通訳の方に助けていただきました。日本語からスウェーデン語に通訳してくださいました。

ご協力してくださったのは、友子ハンソンさんです。友子ハンソンさんは、天皇皇后両陛下がスウェーデンに訪問した時に通訳をした方でした。

そのような方に通訳していただくことは大変恐れ多いと思いました。
とても優しくて、温かなオーラがあり素晴らしい方でした。
イベント前の打ち合わせの時からイベントが終わるまで、ご一緒にいてくださいました。

着物ワークショップでは質疑応答時間に、ご来場のお客様から沢山の質問をいただきました。写真は、通訳してくださっている様子です。
着物への関心がとても深いことに驚きました。
そのため、着物のファッションショーのあとにも、今回ショーで登場する着物について、ご来場の皆様にお話しをすることにいたしました。「皆様知りたいので、是非、お話ししてください」と、友子ハンソンさんに言われて、本当に嬉しかったです。

美術館が今回のイベントを新聞に載せた宣伝には自分の名前が大きく載っていたので、自分のプロモーションで来ているように思われてしまうこともあったかもしれませんが、本来の目的である「着物を世界へと発信する」そのためにここにいることを、言葉にしなくても友子ハンソンさんが理解してくれていたことが、胸につまされるほど嬉しかったです。

着物ファッションショーが終わり、モデルさんに舞台に残っていただき、ご来場のお客様に着物を説明いたしました。写真はファッションショーの後の舞台の様子です。ショーとしての完成度はさがってしまうかもしれませんが、そのように私が決断させていただきました。
ご来場のお客様も皆様がお話しを聞いてくださいました。

写真は、裏地を豪華にする着物の美の表現について説明しております。

友子ハンソンさんには、通訳していただいた以上に、「着物を伝えたいからここにいること」をご来場の皆様にお伝えいただいたように思いました。

1 件のコメント:

  1. 「着物を世界へと発信する」というHiroさんの思い素敵ですね。今はお子さん達、ご家族のことで忙しいかもしれませんが、人が人としてするべきことをしてこそ、これからのライフワークに繋がるのだと思います。応援しています。

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