6/03/2011

アメリカの高校生が着物体験学習に参加

ニューヨーク州の中心(アップステイト)にある高校から、「着物体験学習をしてほしい」と言う依頼が昨年の11月にありました。5月に、ニューヨークシティー(マンハッタン周辺)で「日本文化を知る」と言う目的で、10人の高校生と2人の先生が旅行してきました。プログラムには、剣道なども含まれていました。彼らがマンハッタンに滞在中の5月26日に着物体験学習を開きました。

着物を、振り袖や訪問着、そして小紋などを用意いたしました。着物と言ってもいろんな種類や、いろんな場面で着ることがあることを知っていただこうと思いました。ただ、「振り袖は未婚女性の正装です」と説明しても高校生が興味を持ってくれないと思い、クジ引きを作り、そこに書いてある着物を着ると言う工夫をいたしました。
クジ引きは、やはり盛り上がりました。フォーマルである「振り袖」のクジを引いた子は大喜び、でも街着であるカジュアルな着物「小紋」を引いた子は少しガッカリしていましたが、それでも小紋の着物も色鮮やかさに驚き「こんなのを着て毎日生活していたの?」と不思議そうな顔をしていました。

せっかくなので帯結びを体験していただきました。「では、自分自身で帯を結んでみましょう」と言うと、皆、蒼然とした表情をして、「えー、自分で?」と小声で言っている子もいました。
私が、帯を結び出すと、皆も真剣な顔をしながら、見よう見まねで帯を身体に巻きはじめました。私の仕事を手伝ってくれている杉浦さんが優しく高校生をサポートしていました。でも、私は容赦なく、帯結びをつづけていたら、真剣に見ている高校生の姿がありました。
帯を自分で結ぶには、身体に二巻きするのがやっとです。帯結びにトライするのは2巻きで終了として、こちらで、続きを作ってあげました。
小紋や訪問着を着ている子たちはお太鼓、振り袖は、飾り結びのスタンダードなふくら雀にいたしました。

男の高校生たちも、紋付羽織袴と、紬の着物を用意して、正装からカジュアルな着物の着装を体験していただきました。
男の着物と言えば、「サムライスタイル」(紋付羽織袴)と言うイメージしか持っていない中に、紬などの普段着もあるのは新鮮だったようで、紬を着た男の子も気に入っていました。

剣道を習っていると言う男の高校生は、写真撮影のために、竹刀を持ってきていました。サムライになりきっていました。

写真は、記念撮影する前に、皆で集合しているところです。緑が美しい季節に着物は合いますね。
晴天で良かった。

1 件のコメント:

  1. これはアメリカ人高校生のための着物体験学習ですね。生徒さん達にとってそれは素晴らしい体験だったことでしょう。Hiroさんも、この出会いで沢山の再発見があったのではないでしょうか。

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