10/30/2011

日本を代表する二人の現代アーティストがNYに

11月に、村上隆さんのカイカイキキと手を組み、ニューヨークのクリスティーズと言うオークション会社が東日本大震災の被災者に向けたチャリティーを実施します。
10月27日に、村上隆さんが所属するギャラリー、ガゴシアンギャラリーでプレビューがありました。会場には、村上隆さんご本人と、そして、奈良美智さんが来ていました。奈良美智さんも今回のチャリティーオークションに3点出品しています。
写真は、二人が記者会見に応じているところです。
村上隆さんは、多くの現地アメリカ人記者に、今回の東日本大震災の被災者に向けたチャリティーをした経緯について沢山のメッセージと、出品作品についての思いを語っていました。今回のイベント出品する参加アーティストは15人にのぼりました。
出品作品の多くが、震災後に描かれた絵であることを知り、それぞれのアーティストの想いがありました。
日本人のMr.と言う人の作品は元気いっぱいの女の子の絵の中に平仮名で「よしっ(ち)!!」と言うかけ声の文字が描いてありました。その絵を描いたMr.さんにはアメリカ人記者からの質問が多かったです。Mr.さんは震災へのショックは大きくその中でも元気を人に与えないとと思ったそうです。
今回のチャリティーで収益に達すると見込まれている総額は約500万ドル(約4億円)です。これだけの一大プロジェクトを立ち上げた村上隆さん。ご本人には今回はじめてお会いしましたが、もの凄い迫力とオーラのある人で驚きました。名刺をお渡しし、少しだけお話しをしましたが、今までになく緊張してしまいました。
ニューヨークに引っ越す前に日本では東京芸大近くに住んでいたため、彼の作品を見る機会が多く、その時から彼の作品からとっても「力」が湧き出る感覚を得たので、とても大好きでした。
今回のプレビューには弊社スタッフの杉浦さんとご一緒にうかがいましたが、彼女は村上隆さんの作品の実物を間近で見るのははじめてで「実物は、こんなに凄いんですね。」と言って、目を見開いて感動したことを私に話してくれました。私も今回の作品から受けた印象は、人が「生きる」ことに大切な「元気」と言う「力」が湧き出てくる印象を受け、感動しました。
アートは表現の世界、「伝えること」の大切さを村上隆さんの言葉や本からも多く知る機会があります。
私は、着物をファッションとして世界に提案していきたいと言う願いが常にあります。それにはやはり発信しつづけること「伝えること」の大切さを痛感しています。先日、私は自分が持ったNYでのファッションショーについての記事が、世界三大通信社であるAFP通信から配信され、イタリアの新聞社やファッション雑誌からいくつか取材を受けました。

今回のイベントを通し、村上隆さんが手を取り合った15人のアーティストの想いが伝わること、そして、その想いが震災の被災者に届くことを心から祈っております。



10/22/2011

生地の可能性

ニューヨークにあるジャパンソサエティーと言うところで、日本の生地によるアート作品の展覧会が行われております。
http://www.japansociety.org/event/fiber-futures-japans-textile-pioneers
知人がレセプションに招待してくださいまして、見に行く機会に恵まれました。

弊社に帯をご提供してくれている、HINAYA KYOTOで作られる生地もこちらのアート作品に多く使われているとのことです。

何十人ものアーティストさんの作品がならんでいました。
その中でも一番素敵だなって思った作品はこちらです。幼い頃に見た風景、蚊帳を思い出しました。




沢山の作品がひたすら並んでいて、一点一点は素晴らしいのですが、直ぐ横に違うアーティストさんの作品がならんでおり、一人のアーティストさんの表現の世界(ストーリー)が見えてこない配置でした。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)と比べるのも失礼ですが、MoMAに行くとその作品の世界観がダイレクトに伝わるだけではなく、その芸術家の作品背景や人となりの人生も見えてくることもあります。作品を配置するのは、見せる側にとっても、センスのいることなのだなって思いました。
沢山の作品がありましたが印象にのこったのは、上の写真の作品と、以下の写真の作品でした。これだけのアート作品が作られるので、生地の可能性は限りなく大きいと思いました。


10/07/2011

「たまらなく好きな物を見つけなければならない」ージョブズの言葉

先日、弊社はファッションショーを持つことが出来(前回のブログ)、こちらの写真はショーが終わった後のバックステージの写真です。
先日亡くなったジョブズのスタンフォード大学卒業式での言葉「たまらなく好きな物を見つけなければならない」
本当にそう思います。
自分が創設したアップルを辞めさせられたジョブズが、それでも再起出来たのも、本当に好きな仕事であって、それを辞めるとか、会社を辞めたから終わると言うものではなかったのだと思いました。
そのジョブスの言葉に、おこがましいですが、私も共感いたします。たまらなく着物が好きなのです。
 バックステージには沢山のお客様が会いに来てくれました。
アメリカで最も有名なシェフとしても過言ではないマイケル・ロマーノ様が私のファッションショーを見に来てくれて、そして、バックステージにまで来てくれました。こちらはその写真です。
ファッションショーの会場は、ブルックリンの倉庫街にあり、お忙しい中、このような会場にまで来てくれたこと嬉しかったです。
彼は日本の文化が好きだと聞いたことがあります。好きなことを追求する心、そして実践、彼を成功させた秘訣があるように思います。

日本総領事館からも領事と副領事、そして、ジャパンソサエティーの職員の方2名もお越しいただきました。ありがとうございました。
私の友人がバックステージに来てくれたところの写真です。


今回のファッションショーの告知がタイムズスクェアの中心、ロイターの大画面に私の作品の写真が出ました。3回もながれたそうです。
その写真がこちらです。いろんな形でニューヨークに自分の作品の着物の画像がながれたことを知り、たまらなく好きな物は、必ず形になるのだと思いました。

10/03/2011

Mode & Classic春夏コレクション2012をNYで発表

9月29日に、私がアメリカで創設した会社Mode & Classic LLCがニューヨークのブルックリンファッションウィークエンドのファッションショーで春夏のコレクションを発表する機会に恵まれました。
弊社の社名であるMode & Classicをそのままファッションショーのタイトルといたしました。
ショーでは、クラシックからモードと言う過程をステージ上での衣装チェンジをふまえて行いました。表現したのは、「Fusion」です。
夏の着物「絽」や「紗」を発表する機会をいただいたことも、私にとってとても嬉しい場になりました。夏の着物はエレガントに思います。
一番はじめに振り袖に合わせている緑と金糸の丸帯以外の帯は、HINAYA KYOTOです。ビーズ帯締めは、ビーズデザイナーのmacoによります。ヘアセットは、Kimiyuki Misawaさんで、メイクアップは、Ai Yokomizoさんです。お二人とご一緒に仕事が出来ることはとても光栄でした。今回のファッションショーはアメリカのテレビチャンネルのMTVがスポンサーです。
今回私のショーにスペシャルゲストとして、アメフト選手のAlvin G. Bowenさんが出演してくれました。Bowenさんはクラシックの表現として、紋付羽織袴を着ての登場で、最後に私がランウェイを歩く時に手をつないで一緒に歩いてくれました。
Mode & Classicの春夏コレクションの写真です。


ステージ上で、モデルさんの衣装チェンジをしているところです。
クラシックからモードへ









 


今回のショーは、アメリカのメディアに取り上げられております。
その中でも、私のイメージしていたことや表現したいことを汲み取って書いてくれている記者の方がいました。
そのwebサイトです。
http://www.examiner.com/fashion-photography-in-new-york/mode-classic-new-york-spring-summer-2012

取材写真がところどころに載っていました。
http://www.punchphotography.com/gallery/Mode-and-Classic-New-York-Spring-Summer-2012/G0000hISth_SmFMc
http://nycrunways.com/2011/09/mode-classic-springsummer-2012/

こうしたファッションショーをする機会に恵まれたこと、とても嬉しく、全てに感謝の気持ちでいっぱいです。
心から、ありがとうございました。