1/27/2015

大学での講義と着付けデモストレーション

フロリダ国際大学(FIU)のスティーブン教授からの依頼で、昨日、大学生たちに講義と着付けのデモストレーションをしました。

数日前に、FIUのホームページやフェースブックなどに私が講義を行うことが紹介されていて、よく読むと、聴講が大学生だけではなく一般の人たちも含まれていました。多くの人たちにレクチャーをする機会に恵まれてとても嬉しく思いながらも緊張しました。

当日ライブラリー室で講義を行いました。

はじめに、スライドで、自分の着物の活動をお伝えし、着物の歴史、着物と文化、そして、まとめとして、着物が世界へとインパクトを与える1000年の歴史のある美なのだと言う話をしました。下の写真は、スライドを使ってお話しをしているところです。

スライドで話し終わったら、次に、”きものクイズ”です!
はじめに当てはまる答えに手を上げていただいて、正解者は席を立っていただいて、2問目からは、不正解者が座っていきます。そして、最後まで正解した人が、着付けデモストレーションの時にモデルになっていただくことにしました。
一問目は、問が「着付け士とは?」選択肢が 「A. 着物を着る人 」 「B. 着物を人に着付ける人」 「C. 着物を縫う人」  、もちろん答えはBでこのブログを読んでいる人なら、そんな簡単なことは質問以前に一般常識でしょうと思うかもしれませんが、前にとある大学で講義した時に、この問いに答えられない人がほとんどでした。
なんと、今回は全員正解!すごい!参加している学生が日本のことに詳しい雰囲気が漂ってきました。
そして、2問目からは講義を聴いていないと答えられない問題にしました。「現代の着物の源流である室町時代に誕生した物は?」との問いで、答えは「小袖」ですが、なんと、正解者が多くて驚きました。(下、写真はクイズを出題し生徒さんたちが答えだと思うところで手を上げているところです。クイズ後半の場面で正解者が減って来ているところです)

最後まで正解したのは彼女です!

男性の生徒さんで正解者として残っている人がいなかったので、男性だけの敗者復活クイズをすることにします。なんと既に着物を着て聴講にきている男の子がいるではないですか!(写真下)

勝者の男の学生さんです。

着付けのデモストレーションです。(写真下)
着付けをしながら、お端折があることを説明しているところ。
着付けをしながら、(写真下)振袖の袖について説明をしているところです。私の着付け教室の生徒さんやFIUの教授であるHitomi先生が、私から英語が出て来ないと、通訳して手伝ってくれています。「男性を振る」と言うのは、振袖を振るところから来ているのですね。万葉集にも袖を振る描写が表現されている和歌がありますが、万葉集の時代は、求愛に対して、振り方によりYesだったり、Noだったりするので、時代により説明や解説が違ってくるので、一つの説と言うことで説明させていただきました。

 写真下、出来上がりましたので写真タイムです!若い女の子は本当に振袖が似合うので驚きました。袖を振られたら、辛いですね。

次は、男の学生さんがモデルになっていただき、羽織袴のデモストレーションです。(写真下)
 角帯が3回まわすのは刀を2本指しするためなどの説明をすると、男の学生さんたちは目を輝かします。サムライ大好きな学生さんが多いです。

出来上がり、「お二人の写真タイム」と言ったのですが、私も写真に入ってほしいと言われ写真に入ったところです。照れます。(写真下)


着物を着て来てくれた男の学生さんが、私に角帯を見せて、「お願いです。結び方教えてください」と着付けのデモストレーションの最中に話しかけられ、写真下は、渡された角帯を見ているところです。そして、その間にHitomi先生がモデルになってくれた彼女に私が結んだ帯結びを皆様に見せているところです。フロリダの人は時々驚くほどマイペースな人がいるのですが、気がつけば、私もかなりマイペースな人となって、生徒さんから渡された角帯をしげしげ眺めています。
 マイペースにも度が過ぎてしまいますが、着付けのデモストレーション中に、ご持参してくれた生徒さんに角帯を結んであげました。まだ、講義は終わっていないのに飛び入り参加の生徒さんにも対応。

皆様で写真をとりました。なぜか、角帯持参の男の学生さんがど真ん中の(主人公?)です。着付けのデモストレーションの時にモデルになってくれた学生さんたちもちょっとキョトンとして見ています。写真は、むかって左から着付け教室の生徒のMegさん、Tomoさん、今回手伝ってくれました。実際に着物を着ていただいて、着物の説明の時のモデルになっていただきました。左から3番目がHitomi先生です。その次のセンターにいるのが私と着物を着て来た学生さんで、向かって右にいるのがクイズの勝者でありモデルになってくれた学生さんです。

質疑応答の時に、結婚したら留袖にすることを話すと、「離婚をしたらまた振袖を着ていいのですか?」と言うので、日本には「生涯の伴侶」と言う言葉があるほど、昔は離婚と言うのはないことを話しました。武士に嫁ぐ花嫁が懐剣(かいけん)を胸に入れているほどに、その覚悟で嫁いだのでしょうね。ここのところ、上手く伝わったかな?

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