2/05/2015

お客様たち、きものアルチザン京都から

昨年の9月、「きものアルチザン京都」の石崎様と那須様がニューヨークとマイアミにお越しになりました。
あるイベントに私が参加していただけないかとのお話しでアメリカまで来てくれました。

私の家には石崎様のお父様である石崎忠司著書の「日本の染めと織り」があります。とても著名な染織研究家です。石崎様と着物のお話しが出来るのかと思うととても嬉しく思いました。石崎様はきものマーケティングをしており、着物業界を活性やご発展に尽力されています。そして、那須様は京友禅の室町京正の若旦那様で日本を代表する京友禅図案師です。
きもの業界を代表するようなお二人がお越しになることになったので、アメリカ在日本国総領事館への表敬訪問や、アメリカ最大の日本庭園がある森上美術館への訪問をセッティングさせていただきました。
皆様、石崎様と那須様を温かく歓迎してくださいました。

マイアミ在日本国総領事館では、主席領事荻野様にご面会の時間をいただきました。


また、森上美術館は閉館日であるにも関わらず、美術館をお二人のためだけに開いてくださり美術館スタッフが皆様そろって迎えてくれました。
上の写真は、森上美術館の歴史についての映画を見せていただいているところです。

那須様が反物の染めについて説明しているところです。
コレクター(収集家)や美術館スタッフがご参加してくださいました。



 絞り染めについて説明している石崎様。


 な、なんと、宮崎友禅斎の掛け軸をお持ちになっていました。皆様「ヒエー」感嘆。

森上美術館のボードメンバーであり叙勲受章者である三堀様より、園内をご案内いただいているお二人です。

きものアルチザン京都は、世界へと目が向いていることや、次の世代へと本物の素晴らしい着物を伝えて行こうと職人さんへの働きかけや活性化の活動をつづけています。その活動にとても感動しました。「着物は、着る人あっての着物」との考え方も否定は出来ませんが、カジュアルに着られる素材の着物の生産が偏ることにより、本来の素晴らしい着物である「職人さんあっての着物」と言う価値観が揺らいでしまっている面もあると思います。どこで市場との折り合いをつけていくのかも考える時なのかなって思いました。良い物を残して行くには富裕層への売り込みやアート的な展示物としての着物となってしまいますし、市場活性と言えば数で勝負となり職人の手を通ることのない着物ばかりが増えてしまいます。
「着る人あっての着物」「職人あっての着物」が両立できればいいのですが、この二つがそろうことは簡単なようで市場のバランス的には難しいところにあると思いました。
素晴らしい反物を見せていただいて、世界で勝負してもこの着物に敵う物がないと思えるほど素晴らしい着物でした。そんな良い物を次世代へとつなげていけたらと心から思いました。

昨日「きものアルチザン京都」が立ち上げるイベントへの参加オファーが来ていて正式に受け取りました。素晴らしいイベントに参加をする機会をいただくことになり、ありがとうございました。
詳しいイベント内容については、ブログに書いて行きたいと思います。
再びお二人に会えること、そして「きものアルチザン京都」の皆様や着物業界の人たち、着物ユーザーの人たちに会えるのを、楽しみにしております。

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