2/10/2015

「VOGUE」との仕事2ーモードをつくる

昨日のブログで、
「世界の主要ファッション雑誌は、そうそうたる世界一流ブランドが名を連ねているので、まさにマーケットの主軸がページとして構成されていきます。売り出したい服がメイン(主役)で読者にいかにインパクトを与えることが出来るのかだと思います」
と書きましたが、
時に、私がコーディネートした着物がメインとして扱われ、一度は、シャネルやジバンシーなどそうそうたるブランド名が連なるところに私の名も載ったことがありました。これは本当に信じられないことでした。 パティーたちがエディトリアル(紙面構成)をしている仕事に私も携わることが出来た時のことでした。

ヴォーグをはじめ大手ファッション雑誌と仕事をしていると、エディトリアル(紙面構成)が ”モードをつくる” 目的として作られている側面もあると思いました。ここが、一流ファッション雑誌が商品カタログではないところの“違い”である所以だと思います。なので、ファッション雑誌がまるでアート作品集のように見えてしまうこともあると思います。

私がコーディネートした着物が潔くモデルと着物だけが丸1ページに載っていた時に、そこには目先の数字では計れないもっと大きなマーケットの世界が渦巻いているような恐ろしささえ感じました。
きっと、モードこそ、マーケットの源流なのですね。ファッション雑誌はこの場合、仕掛人みたいな立ち位置なのでしょうか。

だからと言って「モードを作る。そこからファッションははじまる」とは言い切れず、4年ほど前にティーンエイジャーの有名ファッションブロガーの子たちが(中には14歳の子もいるとのことです)、町を歩いている気になるファッションをしている人をブログで紹介していくことで、無名のデザイナーが有名になり服が売れたと言う現象が起り、ファッション雑誌の危機と言うことが話題になりました。その子たちのブログは数百万人と読まれているため、すごい影響力でした。
普段の生活で既に着られている身近なファッションが改めてモードとなることもあるのですね。

実は、この有名ファッションブロガーの子たちの一人である中国系イギリス人のSusieさんとは3年前のニューヨークファッションウィーク会期中に催されたVOGUEのレセプション会場で私はお会いしています。私が着物を着ていたので、Susieさんが「写真をとらせて」と声をかけてきたのです。
着物が世界のモードとして提案出来る日もあるのかな。

ブログの内容の関連写真がないので、デザイナーのトム・フォードさんと私のツーショット写真です。トム・フォードさんが監督した映画「シングルマン」の試写会がニューヨークのMoMAであり、招待いただいて見に行った時の写真です。トムフォードさんに「着物スタイリストしています」とタドタドしくも自己紹介した時に、「着物、好きだよ」と言われました。その時から私もトム・フォードさんが大好きです。

*メールボックスにはいろんなデザイナーさんからファッションショーのご招待が届いていました。あーそうか、今ニューヨークファッションウィーク中なのだなって思いました。素敵なショーになることを心から応援しております。フロリダからHiroより。

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