4/05/2015

琳派400年記念事業「きものシンポジウム」に参加しました


京都の建仁寺で琳派400年記念事業として3月27日に「きものシンポジウム」がありました。今回、きものアルチザン京都さまから、シンポジウムのパネリストとしてご招待をいただき、恐れ多くも参加させていただきました。マイアミビーチでの着物ファッションショーが終わった翌々日にはアメリカから日本へと出発いたしました。
事前準備も行き届かず、蒼々たるパネリストの方たちの中でお話しをすることに大変恐縮しており、必死で飛行機の移動中に原稿作りをしていました。
京都に到着した日(シンポジウムの前日)に、アメリカで名門の新聞社であるマイアミヘラルドに私のファッションショーが誌面に載ったことを知って、「こうした結果を出せているのだから」と少し勇気をいただきました。

今回の議題は
1.和装産業の現状とモノづくり産業の現状について
2.和装産業及び日本の伝統産業保護・振興に必要なことは?
3.世界から見たきものへの関心度とインバウンド( 海外から日本へ来る観光客)の可能性について
パネリストの中には行政から参加している経済産業省の小川様がいたこともあり、行政側のお話しを聞く機会にも恵まれました。
私は、3番目の議題での意見を求められました。

6年半ぶりの日本で驚いたのが、海外からの観光客の人たちが多く、京都で着物を着ている人が多いことでした。噂ではお聞きしていましたが、これほどに多いとは想像を越えていました。そして、皆様生地はコットンや化繊かもしれませんが、着物らしく着こなしていることにも新鮮な驚きがありました。良い意味でも悪い意味でもとらえられる風景で、私自身、飛行機の中で考えていた話したいことと大分ズレてしまいました。
他のパネリストの方たちのお話しを聞きながら、今回6年半ぶりの日本を見ての感想を交えながら、世界から見たきものへの関心度について感想を述べさせていただきました。

やはり、市場はここ京都にあるのだと思いました。そのため、海外での着物の発展も、やはりここ京都に来る観光客の人たちが持ち帰る印象に深くかかわっていることだと思いました。

こうしたシンポジウムでお話しをするのはとても苦手なので、自分の言いたいことが上手く伝えられたか分かりませんが、参加しているパネリストの方たちのお話しが面白く興味深く、参加して良かったと思いました。
海外で着物の活動をする上で、京都の今の姿を見れたことが何より良かったと思います。

建仁寺は、琳派の俵屋宗達が「風神雷神」を納めたところですが、現在は本物は国立博物館にあり、複製画が残っています。琳派を代表する作品がおさめられた建仁寺で、複製画ではありますが、宗達の風神雷神の前でお話しが出来たことは大変光栄に思います。
ご招待してくださいましたきものアルチザン京都さまや、ご同席させていただきましたパネリストの皆様、そして会場にお話しを聞きに来てくださいました方たちに感謝しております。

会場の写真を下に貼りますね。素晴らしい会場でした。



2 件のコメント:

  1. 面白いお話ありがとうございました!私はコネチカット在住ですが、アメリカ人あるいは外国人でj着物を持っている方は実は結構います。

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    1. Yumiさま、コメントをありがとうございました。
      着物が海外でも沢山の人たちに注目され愛されているのは、とても素敵なことだと思います。

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